刹那间

今日は初めて、二人ぎりになった。
初めて、君の部屋に入った。
ドラマ見るのは最初みんなと思ったのに、結局あゆみんがパスで、私一人になったよね。

誘われた時、すっごく嬉しかった。
一緒に小さな部屋で「逃げるのは恥だが役に立つ」を観た。
ああ　久々だね、日本のドラマ

新垣結衣が好きと知ったのはあの日だよ
ほら、一緒に帰った日
覚えてないよね。「コードブルー」の話もした（笑）

君が新垣結衣のことを「Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰかわいい」と言うときの表情、初めて見たんだ。
君も萌え萌えだね。少年だーって思った。

そして、ドラマの中に出たあるイケメンがいって、一応見た目は私のタイプで、
言ったら、まさか君の反応は「そんなの好きなんだ、まぁ大人っぽいだね」
あの時、言いたかった、顔はそうだけど、好きなのは君だよ。

明日二人も全休だね。
だから、ドラマを見終わった後もっと喋りたかった。
もっと、一緒にいたかった。
なのに、私が「お邪魔しました」とか言っちゃったよね。
言い出した瞬間とても後悔していた。

ああ、もっと別の話していいのに
もっと君のことを知りたいの…

今夜、幸せだった。
だから眠れないよ
君に告白する場面を何度も頭の中で想像していた。
でも、しない。
いや、できない。
何故って聞かれた。それは、怖いよ。
友達でもできない気まずい状態になったらどうしよう
オッケーにしてくれても振られちゃう可能性もあるからね。

ああ、後悔したくない。
したくないけど、、、、
やっぱイギリスから去るまでは言わない。

言えない。

だから、こいうの書いて、将来振り返ったら、記憶になれる。
ある寒い秋、ある少女がある少年に恋に落ちた。
それだけでいい。

いや、嘘ついた。

風よ、どうかその気持ちを伝えますように。